日本一長い商店街「天神橋筋商店街」のアーケードを端から端まで歩いてみた
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長さが日本一といわれる天神橋筋商店街。その全長は約 2.6km とのことですが、そんな 天神橋筋商店街のアーケード部分を端から端まで歩いてきました🚶 商店街の端から端までがアーケードに覆われているわけではないですが、それでも長さは 1.7km ほどもあります。ズラッと並ぶ様々なお店を眺めながら歩き通してきました。
やってきたのは、天神橋筋商店街のアーケードの北端。天神橋 6 東交差点の南側に大きな口を開けて待ち構えているのが、天神橋筋商店街の一角・天六商店街 です。
天六商店街は、その名前の通り「 天六 」という名前で親しまれている天神橋 6 丁目に位置する商店街。様々なお店が並んでいるほか、大阪の昔の暮らしを感じることができる 大阪くらしの今昔館 といった文化施設も共存しており、地元の買い物客と観光客が入り乱れる賑やかな場所です。
地下には「天神橋筋六丁目駅」という駅があり、Osaka Metro の谷町線と堺筋線、阪急電車の千里線が乗り入れています。地下鉄堺筋線と阪急千里線は相互直通運転が行われており、この駅を境に南側は地下鉄、北側は阪急線となっています。
谷町線の列車に乗れば、大阪最大の繁華街・梅田まではたったの 2 駅。堺筋線で日本三大電気街のひとつである日本橋や、阪急線で京都の繁華街・四条河原町とも繋がっていて、まさに交通の結節点ともいえる場所。南北方向にも線路が伸びていますが、ここから歩いて商店街のアーケードの下を進んでいきます。
今回はアーケードの端から端まで歩こうということで南へと歩いていきますが、天神橋筋商店街自体はここから北へも続いています。交差点の北側には「天七商店街」という商店街が広がっており、全長 2.6km の北端はその先…と思われます。なんか諸説あるらしい。端から端まで歩く人用に「ここがスタート地点です!」って看板を置いてほしい(探したらあるのかな…?)。
ステンドグラス風のおしゃれな入口をくぐって、アーケードの下へ。地方の商店街は、車でアクセスしやすい郊外の巨大ショッピングモールにお客さんを奪われてしまい、シャッターが閉まっているお店ばかりが並んで閑散としているところも少なくないですが、さすがは西日本最大の都市・大阪にある商店街。多くの人で賑わっていました。
ひらがなで「てんろく」と可愛らしい文字の看板を掲げた天六商店街を抜けると、そのまま次の 天神橋筋五丁目商店街 へと続きます。天神橋筋五丁目商店街は天神橋 5 丁目に位置し、商品やのぼり旗を表に出しているお店も多い上に、道は非常に細くて通行人も大勢いるので、人の流れに乗ってゆっくり歩いていくことになります。
比較的歩くペースが速い方だという自覚がある私ですが、こうして強制的にのんびりとしたペースで歩くことになるのは嫌いではなく、特に商店街のような場所では個性的なお店をひとつひとつ見ることができて楽しいものです。せっかくのお散歩で、義務的に駆け足で過ぎ去っていくだけというのもつまらないので、人の波の一部になってスロー散歩をしていきます。
天神橋筋五丁目商店街を抜けると、お次は 天神橋筋4丁目北商店街 へ。地元では 天四北 と呼ばれているとのことで、アーケードに吊り下げられた「てんしきた商店街」の看板には「てんしきた(天使来た)」にちなんで天使のキャラクターが描かれていました。
アーケードと一体となっていて分かりづらいですが、斜めに横切る屋根のようなものが出現したら JR 大阪環状線の 天満駅 のそばまでやってきたという合図。大通り沿いではなく商店街のすぐそば、ごちゃっとした建物密集地帯に存在する天満駅は西日本最大の乗降客数を誇る 大阪駅 のお隣の駅です。
大阪環状線の高架の下をくぐると 天神橋筋四番街商店街 の始まり。入口にはテントウムシのモチーフがあしらわれ、羽部分には黒い点が 4 つ。愛称である 天四 を表しているそうです。こちらも人通りは多く、左右にはたくさんのお店が立ち並びます。
天神橋筋商店街にあるお店の種類は本当に雑多で、飲食店や服屋さん、オシャレな雰囲気のカフェやスイーツを扱うお店もあれば、美味しそうな匂いを漂わせるベーカリーに占いの店、サンリオキャラクターのぬいぐるみなどを扱うお店に、昔ながらの喫茶店。
他にも派手な外観のパチンコ店や スーパー玉出 もあるし、呼び込みをしているマッサージ店もあるし、古くから営業しているのであろう靴やカバンなどの専門店もあるし、そうかと思えば新しそうな外観のカプセルトイの専門店もあったりします。
これらが業種関係なく隣り合っていて、カオスな雰囲気。この雰囲気がどこまで歩いてもずっと続いているというのが、天神橋筋商店街でしか味わえない特別な体験であり、多くの人を惹きつける魅力です。
隣にある大通り、天神橋筋の地下を通る Osaka Metro 堺筋線の 扇町駅 を通り過ぎ、阪神高速道路の高架下をくぐります。お次の天神橋三丁目商店街は 天三 の愛称で親しまれていて、道幅が少し広がったこともあってかなんとなく人が少なくなったように感じました。ちらほらとシャッターが閉まっているお店が見られるものの、それでもたくさんのお店が元気よく営業していて通行人も多いです。
天神橋筋商店街は、天満の天神さんとして親しまれてきた 大阪天満宮 のお膝元。アーケードの下を歩いていると頭上に見えてくるのが、鳥居のようなオブジェです。たくさん設置されているこのオブジェですが、歩いていくと色が変わるタイミングがあり、北から順に「 萌黄 」「 浅葱 」「 桔梗 」「 真朱 」となっています。
Osaka Metro 谷町線・堺筋線の南森町駅、JR 東西線の大阪天満宮駅の手前で足を踏み入れることになるのが、天神橋二丁目商店街。大阪天満宮がある天神橋 2 丁目エリアに広がる商店街です。アーケードの入口には色鮮やかな御迎人形のレプリカ。こちらは大阪天満宮の天神祭にまつわるものだそうです。
天神橋二丁目商店街を抜けると、天神橋筋商店街の南端に位置する天神橋一丁目商店街へ。天六商店街から続いてきたアーケードはこの商店街の途中までとなります。
アーケード部分を端から端まで歩くのにかかった時間はおよそ 30 分ほど。今回は途中でお店に立ち寄るなどはせず、真っすぐ歩いてきただけなのでこれくらいの時間で歩いてくることができましたが、気になるお店にフラっと訪問しながら歩けばあっという間に 1 時間以上の時間が過ぎていきそうです。
東京に日本一長い商店街が誕生したというニュース もありますが、これほどたくさんのお店が並んでいて、商店街を表す看板が等間隔に並んでいて、長いアーケードが続いている…そんな商店街らしさがあり、長い歴史のある天神橋筋商店街は、大阪が誇る唯一無二の商店街でしょう。
アーケードのある部分だけではありますが、実際に歩いてみてその長さに圧倒されましたし、ずっと先まで屋根とお店が続いているのを見るのが楽しかったです。おつかれさまでした。