大阪環状線の天満駅から大阪駅までを歩く
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仕事帰りに大阪の街をのんびり散歩するのが好きなのですが、たまには朝に歩くのも良いかなということで 天満駅から大阪駅までを歩いてきました🚶 天満駅と大阪駅はどちらも JR 西日本の大阪環状線の駅で、列車に乗ればわずか 2 分ほどで移動することができます。そんな環状線の 1 区間を、仕事前の平日の朝に歩いてきました。
朝 8 時過ぎにやってきたのは、大阪都心をぐるりと囲むように走る大阪環状線の JR 天満駅。通勤・通学の時間帯ということもあって、駅構内は慌ただしく歩く多くの人々が集まっています。観光客の姿はまばらで、パリッとしたスーツやオフィスカジュアル的な服装の方が大多数。
列車の本数も多く、朝 8 時台には 3~4 分に 1 度ほどの頻度でホームへと滑り込んでくる列車が次々と乗客を運んでいく様子は、まさに「大都市の朝」といった趣です。
JR 西日本の駅の中で 2024 年度の 1 日平均乗車人員で 30 位と、日々多くの人々が利用する天満駅ですが、駅周辺はかなり独特な雰囲気。駅の出入口が大通りに面しているわけではなく、正面にはお世辞にも広いとは言えない道路と、大量に停められた高架下の自転車(有料の駐輪場になっているらしい)。
背の高いオフィスビルは見当たらず、夜には賑わうのであろうバーや居酒屋などが並びます。駅舎自体もなかなか年季が入った外観をしていて、関西最後の一等地として再開発が進むうめきたエリアを擁する大阪「キタ」の玄関口であり、ひとつ隣の駅でもある 大阪駅 とは全く異なる雰囲気を纏っていました。
そんな天満駅ですが、駅のすぐ西側には日本一長い商店街として知られる 天神橋筋商店街 が南北方向に伸びていて、その周辺も商店街や多くの飲食店などが密集。休日は買い物客で溢れかえり、私も 先日お休みの日に天神橋筋商店街を訪れた のですが、人の流れに逆らわず前の人に続いて歩くしかない区間もあるくらいでした。
普段は買い物客で賑わう天神橋筋商店街も、平日の朝の時間帯は静かな雰囲気。お店も営業していないところが多く、通勤途中のサラリーマンや通学中の学生さんなどが歩いているほか、時折自転車の姿も見られました。
商店街のアーケードを横切り、南北に伸びる大通り「天神橋筋」へ。地下には Osaka Metro 堺筋線の線路が通っていて、大阪環状線の高架から南へ 150m ほどの場所には 扇町駅 があります。また、天満駅周辺は飲食店などの小さいお店が軒を連ねていてごちゃごちゃとした雰囲気ですが、扇町駅の西側には 扇町公園 という広い公園が整備されていて、こちらでは周囲を緑に囲まれた空間でゆったり過ごすことができます。
大阪環状線の高架下にある横断歩道を渡って、天神橋筋から細い路地へと入っていきます。道幅は狭く、朝の明るい時間帯にも関わらず薄暗い空間。私の他にも通行人の姿はあるもののまばらで、落書きもちらほら。夜にこの道をひとりで歩くのは、なかなか勇気が必要そうです。
右手側には民家、左手側は JR の線路の高架とその下に倉庫のような建物が連なります。その倉庫のような建物で、朝早くから作業をしている方も見られました。隠れ家っぽい雰囲気の飲食店らしきお店もいくつか見かけましたが、まだ営業はしていなさそう。こういう路地裏の隠れ家的なお店は、好きな人は好きそう。
高架横の細い道をずんずんと歩いていくと、久しぶりの大通りへと出ました。こちらは都島通という道で、地下には Osaka Metro 谷町線の線路が通っています。
ちょうど大阪環状線の線路と都島通が交差する場所付近に 中崎町駅 という駅があり、交差点周辺は駅の利用者らしき人々も集まり賑やかな雰囲気。ここまでしばらく人通りの少ない場所を歩いてきたので、人類滅亡後の世界から急に現実世界に戻ってきたかのような、不思議な感覚がありました。
都島通を横断し、再び高架横の細い道へと入っていきます。先ほどまでとは異なり、こちらは人通りは多め。マンションなどの住宅が集まっているので、梅田エリアにあるオフィスへと歩いて通勤する人が多いのでしょう。
高架横を歩いていると、正面に見えてきたのは真っ赤な観覧車と大きなぴちょんくん。HEP FIVE の観覧車は今年の 4 月下旬頃まで改装工事のため休業中とのことで、まだしばらくは乗ることができないそう。JR 大阪駅のホームなどからも見上げることのできる大ぴちょんくんは、相変わらず高いところからこちらを見下ろしています。
新御堂筋の高架と大通りが見えてくると、大阪駅まではあと少し。人通りも非常に多く、電車に乗って梅田へとやってきた人たちが前からたくさん歩いてきて、常にすれ違っているような状態に。EST と HEP FIVE を歩いていくと、見えてくるのは大阪駅の大屋根です。
天満駅を出発してから大阪駅まではおよそ 20 分ほど。1 番のりばから 11 番のりばまでを覆う巨大な屋根はものすごく存在感があり、下から見上げるとより一層その大きさを実感します。
天満駅から大阪駅までを徒歩で移動しましたが、西日本最大のターミナルである大阪駅のすぐ近くとは思えないような、細くて薄暗い道を歩いていた時間が長かったなという印象。そもそも天満駅自体が大阪駅から 1 駅とは思えないディープな雰囲気で、なんだか大阪らしさのようなものを感じました。
また、普段は仕事帰りの夜に散歩することが多いのですが、朝だからこそ見られる光景というのもあり、たまにはこうして朝に散歩するのも悪くないなと思いました。またこうして朝の大阪の街を散歩したいです。