大阪環状線の大正駅から芦原橋駅までを散歩する
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お休みの日に、西日本最大の都市・大阪の都心部の周りをぐるりと走る 大阪環状線の大正駅から芦原橋駅までを散歩してきました🚶 大正駅は関空・紀州路快速や大和路快速といった速達列車も停車する駅ですが、お隣の芦原橋駅は各駅に停まる列車しか停車しない駅。時間帯によっては 15 分に 1 本とやや間隔が空きますが、列車に乗れば両駅間をわずか 2 分ほどで移動することができます。
まだまだ暑い日が続きますが、昼間に比べると気温も落ち着いている…気がする夕方の時間帯に、大阪環状線の 1 区間をのんびりお散歩してきました。
まずやってきたのは、大阪環状線の 大正駅。前述の通り、各駅に停まる普通列車だけでなく関西空港方面へ向かう関空快速や和歌山方面へ向かう紀州路快速、奈良方面へ向かう大和路快速といった速達列車も停車する大阪環状線の主要駅です。地下には Osaka Metro 長堀鶴見緑地線も通っており、地下鉄との乗り換え駅でもあります。
駅の利用者や周辺に集まる人は多いのですが、特徴的なのは改札を出た人たちが一斉に北の方へと歩いていくところ。大正駅の北側、川を渡ってすぐのところには 京セラドーム大阪 という大きなドーム球場があり、プロ野球球団 オリックス・バファローズ の本拠地となっています。
野球の観戦に向かうのか、背番号が描かれたユニフォームのような服を着ている人の姿がちらほらと見られ、北の方からは「もうすぐ信号が赤になりますよ」と通行人を誘導する声も聞こえてきました。私が訪れた日のスケジュールを京セラドーム大阪のウェブサイトで見てみると、どうやら 18 時からオリックス・バファローズと 福岡ソフトバンクホークス の試合があったらしい。
結果はオリックスの勝利だったようで、野球のルールも分からない私ですが、自分が住んでいる地域を拠点にしているチームが勝つというのはなんだか嬉しい気持ちになりますね。
この日駅周辺にいたのは野球観戦に訪れた人たちの集団でしたが、休日に大正駅を訪れると大抵いつも野球を見に来た人たちか、アイドルグループのコンサートを見に来た人たちの集団を見かけるような気がします。地下鉄のほうもきっと大混雑でしょう。
京セラドーム大阪方面へと向かう人たちを横目に、大正通という大通りをドーム球場がある方向とは逆側、南の方へと歩いていきます。非常に道幅が広い道路では何本もの路線バスがひっきりなしに走り抜けていき、この大正通を南へ進んでいった先にある IKEA 鶴浜 と大正駅を結ぶイケアバスの姿も見られました。
大正駅は 大阪市大正区 内で唯一の駅となっていて、西区や浪速区と接する大正区の北端に位置しています。駅の南側に広がる大正区内には鉄道や地下鉄が存在しないため、区内唯一となる駅から先へと人々を運ぶ路線バスが非常にたくさん走っているわけですね。
少し歩いたところで、三軒屋交差点を左に曲がって大浪通という道路へと入ります。もしかして「大浪通」という名前は、「大正区」と「浪速区」にまたがる道路だからそれぞれの先頭の文字を取って付けられたのかな?とか考えつつ、進路を東へと変えて歩いていきます。
大浪通に入ったところで、道路名が書かれた看板の写真を撮ろうと思ったのですが、ちょうど目の前でパトカーが信号待ちをしていて、なんとなく「去ってからにしようかな…」という気持ちに。別に悪いことをしているわけじゃないんだけどね…。
東へと歩いていくと、見えてくるのが橋の上に造られたアーチが印象的な「大浪橋」という橋。木津川に架かる橋で、長さは 81.5m。夕方ということもあってか心地よい風が吹いていて、光の加減で見える景色もどことなく幻想的な雰囲気です。
橋の南側には工場や倉庫のようなものが建ち並んでいる様子が見られ、北を向けばアーチの向こうに大阪環状線の橋梁を見ることができます。大阪環状線の線路は木津川を渡ったところで南へとカーブしていて、進行方向正面にも大浪通と交差する大阪環状線の高架が見えます。
歩道は広くもなく狭くもなく…といった感じだったのですが、橋を通っていく自転車の数が非常に多かったのもあって、もう少し広いと歩きやすいなと感じました。
木津川を越えて、大阪市浪速区 へと足を踏み入れます。浪速区は大阪市で最も狭い行政区で、その面積は 4.39 平方キロメートル。ミナミの繁華街・なんばエリアの一部や、東京の秋葉原・名古屋の大須と並ぶ日本三大電気街のひとつである 日本橋 、そして大阪のシンボル 通天閣 や新世界エリアがある区です。
大阪環状線の高架の下をくぐると見えてくるのが、南海電鉄 の汐見橋線の線路。大阪市内でも有数の繁華街を擁する大阪の中心・浪速区を通る鉄道なので、さぞかし利用者も列車の本数も多い路線なのだろうと思いきや、こちらの路線は「都会のローカル線」とも呼ばれるような路線。運行頻度は 30 分に 1 本と、大阪都心部ということを考えるとかなり少なめです。
南海汐見橋線の踏切を渡り、阪神高速の高架下を線路に沿って南へと進みます。途中で再び大阪環状線の高架と合流し、そこからは大阪環状線の線路の横を歩いていきます。このあたりは人通りが少なめな感じでしたが、JR の高架下にある古着屋さんにものすごく多くの人が集まっていて驚きました。人気店なのかな。
そのまま高架の線路の横を歩いていけば、今回の目的地である 芦原橋駅 に到着。大阪環状線の各駅に停まる列車のみが停車する駅で、駅ビルなどのない落ち着いた雰囲気の駅舎。とはいえ大阪市内の駅ということで利用者はちらほらと見られ、閑散としているという感じでもありませんでした。
大阪環状線の大正駅から芦原橋駅までを歩いて移動しましたが、水の都大阪らしい橋の上からの景色が見られたり、野球観戦に訪れた人たちの熱気を感じることができたりと、思っていたよりも楽しいお散歩になりました。
徒歩での移動にかかった時間はおよそ 30 分ほど。途中でパトカーが過ぎ去るのを待ったり、橋の上で景色を眺めたりしていたので、普通に移動するだけならもう少し早く移動することができそうです。おつかれさまでした。